「北京冬季五輪」マスコットのビンドゥンドゥン、見逃してはならない情報!

ビンドゥンドゥン
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中国最大の通販サイト(タオバオワン)では、氷墩墩グッズが10秒で売り切れになった。また、国民から溢れる愛情を受けているマスコットはどこでも手に入らない事態が起きている。

「めっちゃ可愛くて絶対買いたい」、「あのパンダがなくては人生も無意味」、「ビンドゥンドゥンより可愛い生命体ってあまり存在しないと思うんだ」という人が沢山いた。

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ビンドゥンドゥンとは何?

氷のスーツと金のハートを持ち、ウィンタースポーツが大好きなジャイアントパンダである。氷を模した衣装の内側には五輪カラーがデザインされている。宇宙飛行士っぽい姿で、無限の可能性と未来への展望を象徴する。

氷墩墩は無邪気なのがとても可愛らしくて、中国では皆が買い求めたい記念品となっている。メインデザイナーである曹雪さんは、「私の息子も販売店で買えませんでした」と話した。

ソース:Twitter

墩墩とはどういう意味か

冰墩墩 – bīng dūn dūn

「冰」は中国語の「氷」の書き方で、氷のスポーツ、冬、清らかなイメージを象徴。

「墩墩」は「ずんぐりした」様子を表すようだ。温厚、健康的、陽気、そして可愛らしさをパンダに結びつけ、強靱な身体と意志、そして、人を勇気つけてやまないオリンピック精神をシンボルとして表現。

一方、「墩儿 – dūnr」は中国の北部でよく見られるニックネームで、男子が無事に成長し、強く逞しい大人になるようにとの願いが込められる。しかし、多くの外国の方にとって、「儿 – er」という漢字の発音は難しすぎるので、「冰墩儿」を諦め、「冰墩墩」を採用した。

ところが、なぜマスコットは「冰墩」ではなく、「冰墩墩」と呼ばれているのだろうか。

名前の漢字一文字を重ねた呼び方

「墩墩」が日本語で言うなら、「墩ちゃん」という風に可愛いイメージになる。このような呼び方は中国語で典型的なあだ名の付け方である。

名前に使われる以外に、中国語の形容詞の多くもこの形をしている。例えば、「胖乎乎 – pàng hu hu」は「ぽっちゃり」と似たように、ふっくらとした手足を持つ、丸顔でかわいい赤ちゃんを表している。また、「楽呵呵 – lè hē hē」というのは、楽天家の性格という意味で使われる。

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中国人ファン、「ぜひ羽生選手に冰墩墩を贈ってください」

北京冬季五輪、フィギュアスケート男子シングルのフリー(FS)を終えた羽生結弦選手は4位となり、3連覇を逃した。男子フリー後、中国でも圧倒的人気を誇る羽生さんに数万通の応援メッセージを届けた。その中には、「至宝の君は私たちの金メダルです」、「永遠の氷上王子様」などの書き込みが相次いでいる。

ルールに従って、上位3位までしか冰墩墩の記念品を贈呈しないことになっている。したがって、中国のSNS「ウェイボー(微博)」には、こんなコメントが一杯だ 👇

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